真央、パーソナル・ベストを叩き出す!
当然、3Aを2回跳んだ。2回目は回転不足と判定されてしまったが、文句なしのベストパフォーマンスだった。
そして予想通りSPと合わせて201.87という驚異の高得点でパーソナルベストを更新した。
開幕前には散々コケにした今回の国別対抗戦だったが、終わってみれば非常に有意義な大会になった(^^;)。
もし、先月の世界選手権でシーズンを終えていたら、浅田真央のバンクーバーオリンピック制覇の夢に若干の暗雲が漂いかけるところだった。というわけで、この大会のおかげでベストの演技でシーズンを終える事が出来た事は、オリンピック制覇に向けての大きな飛躍が期待でき、ファンとしても二重の喜びなのである。
今回も演技の前のバックヤードでの浅田真央がたびたび映っていたが、あの厳しい表情が放つオーラには鬼気迫るものがある。演技終了後やCMなどでみせるあどけない天真爛漫な彼女とは全く別人のようだ。世界トップのアスリートとはそういうものだろうけど、弱冠18歳の女の子ということを考えると、ただただ恐れ入るしかない。
「仮面舞踏会」は本当に素晴らしいプログラムだった。もう見ることが出来ないと思うと思わず目頭が熱くなってしまう。明日のエキシビションは、これまた素晴らしいタンゴの「ボル・ウナ・カベーサ」。あのラブリーなステップも見納めである。
皆様、明日のエキシビションは必見ですぞ!
常に進化し続ける浅田真央。必ず来シーズンは、より素晴らしいプログラムを引っ提げてオレたちの前に登場してくれるだろう。
そしてその時は、バンクーバーオリンピック金メダルにピタリと照準が合っているはずだ。
それでは皆様、来るべき浅田真央のバンクーバーオリンピック制覇を祈念し、この曲で今夜はお別れいたしましょう(笑)。