白目
エクソシストで、恐怖のピークに位置するのがこの白目のシーンだ。
公開当時、一緒に観に行ったヒロシは剣道部の主将だったが、このシーンがスクリーンに映し出されるやいなや、隣の席からオレの腕にしがみついて来たのだった。
「バ、バカヤロー!」 ヒロシを叱るオレの声も恐怖に震えていた。
「こ、これが憑依というものか・・・。この先これより恐ろしいシーンが出てきたらオレは確実に死ぬ・・・」
冗談ではなく、その瞬間本気でそう思った。
幸い映画は、このシーンをピークに恐怖度は高値安定となるのだが、それほどショッキングなシーンであり、後にも先にもホラー映画でこれ以上の恐ろしいシーンにはお目にかかったことが無い。
この記事を書きながらなんだか寒気がしてきたな(^^;)。