ザ・ライト 上映延期
楽しみにしていた作品が上映延期になった。
平成23年3月11日に発生しました東北地方太平洋沖地震により、被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧と、皆様のご健康を心からお祈り申し上げます。
この度の震災の被害状況を鑑み、3月19日全国公開の弊社配給作品『ザ・ライトーエクソシストの真実』の公開延期をさせて頂くことと致しました。内容的に、現在日本が置かれている状況に相応しく無いと判断した為です。
また、物理的にも、大震災による『ガソリン燃料不足』の為、各運送会社(宅配便会社)が業務不能となっており、各劇場さまのもとにプリントをいつお届けできるか分からない状況に陥っております。
お客様には多大なご心配とご迷惑をお掛け致しますが、何卒、ご理解ご了承賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
ワーナー エンターテイメント ジャパン株式会社
というアナウンスが、公式サイトで述べられている。
一体こんな事が何の役に立つのだろうか?
内容が相応しくないというが、それは観客が判断することだ。
物理的にも・・・のくだりも取って付けたようで解せない。もちろん、被災した地方への物流は滞っているにしても、それ以外の地域は多少の影響はあるかもしれないが、概ね問題はないはずだ。
そもそも被災しなかった地域、特に西日本はこの国難を乗り切るために、ガンガン経済活動を盛り上げ復興を牽引しなければならないはずなのに、こうした奇妙な自粛ムードが国中に蔓延する事には違和感を感じざるを得ない。
こういうネガティブで非生産的な姿勢は一見妥当そうに見えるが、実は復興を妨げるだけだ。
決して楽しみにしていた作品が観れなくなったから言うのではない・・・