THE LAST WALTZ / MARTIN SCORSESE
この作品自体は何度か見てるんやけど、手元には持ってなかった。ところが今回、20世紀FOXの「今なら2枚で¥1990」にラインナップされとるのを知って、お店にダッシュ!めでたくコレクションに加えることが出来ました。(ちなみにもう1枚は悩んだ挙句「オーメン3・最後の闘争」に・・・私はアホです)。
今更説明の必要も無い、ロック映画史上不朽の名作。とかく豪華なゲストミュージシャンたちの話題に偏りがちやが、映像作品としても素晴らしく、「ウッドストック」や「タクシードライバー」を手がけた名匠マーティン・スコセッシ監督の入魂の一作といってもいいだろう。
と言ってもそこはやはりザ・バンドのラスト・コンサートである。これを見れば、カナダ出身のどちらかと言えば地味なこのバンドが、如何に多くの偉大なミュージシャンたちに愛されていたかが良く分かる。音楽そのものの素晴らしさはもちろんやけど、そういう絆みたいなもんが伝わってくるのがたまらんね。そして、在りし日のリチャード・マニュエルの姿が一層胸を締め付けます。
ところどころで、監督自らメンバーへインタヴューしている映像も挿入されていて、彼らの今までのいろんなエピソードが聞けて興味深い。DVDならではの貴重な特典映像も満載!
よっしゃ、今年の年末は「THE LAST WALTZ」を観ながら年越ししようっと。