MEET THE SMITHEREENS! / THE SMITHEREENS
で、先日発売された、このアメリカのパワーポップ・バンド、スミザリーンズの「MEET THE SMITHEREENS! 」はそのタイトル通り、アメリカ・キャピトルから出たビートルズのデビューアルバム「MEET THE BEATLES! 」をまるごとカヴァーしたという快作だ。
ビートルズのカヴァーというと、いろいろと頭に浮かぶわけだが、カーペンターズの「Ticket To Ride」や、ウィルソン・ピケットの「Hey Jude」といった往年のヒットナンバーから、スージー&ザ・バンシーズの「Helter Skelter」、果てはビートルズ結成20周年記念曲だった金沢明子の「イエローサブマリン音頭」といったものまで実に多種多様なカヴァーが色んなミュージシャンによって試みられて来た。このスミザリーンズは、オリジナルもなかなか味のあるバンドらしいけど、まだアルバム通して聴いた事が無い。ただ、メンバー全員が相当のビートルズ・マニアであるらしく、こういった丸ごとビートルズ・アルバムのカヴァーっちゅうのは画期的で、その辺にもただならぬマニアぶりが感じられる。ネットで試聴した限りでは今風にストレートで聴き易い反面、楽器の使い方なんかは不思議な懐かしささえ感じるナ。中古屋に出回りだしたら買ってみようかな^^;)。
そうこうしていると、ビートルズ・バンドっちゅうのもまたいろいろ頭に浮かんでくるナ(笑)。
ラトルズはお約束として、昔は日本人のバンドも多かった。東京ビートルズ、バッド・ボーイズ(今のお笑いコンビではありません)なんちゅうのも居たな。
そして我が福岡の田川にはザ・フライング・エレファンツっちゅうバンドがおる。聴いた事の無い人はいっぺん聴いて欲しい。カーネギーホールでもライヴを演ったことがある筋金入りのビートルズバンドよ。これは凄いよぉ。スミザリーンズにも負けとらん(笑)。