サージェント・ペパーズ40周年。
最初に買ったビートルズのアルバムが「アビイ・ロード」だった事は以前触れたんやけど、この「Sgt. Pepper's」を手に入れたのは、だいぶ後やった。
もちろんこのアルバムがとてつもないアルバムだっちゅうことは、いろんな人から聞かされとったし、何曲かはラジオで聴いたことはあったんやけど、なんせこのジョンとポールの短髪と髭面がイヤでイヤで仕方が無かった。髭が似合うのはジョージとリンゴやと思っとった(笑)。それに当時のオレはこの派手派手しいけど、どこか陰鬱なジャケットがあまり好きじゃなっかったのよ。
てな訳で、「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」を手に入れたのは、「Abey Road 」、「HELP!」、「Beatles For Sale」、「Let It Be」に続いて5枚目位じゃなかったろうか・・?
しかし、このアルバムを手に入れてじっくり聴いてみると、中学生のオレにもその偉大さは感覚的にだが容易に理解できた。趣向を凝らしたジャケットも実際に手にとって眺めてみると、その深遠さに驚くばかりだった。それからしばらくは、毎日ターンテーブルに乗せとったね。
まぁそんな思い出のある「Sgt. Pepper's 」だけど、こうして1枚のアルバムが発売40周年とか言って大きなトピックとして取り上げられるっちゅうのもビートルズ以外には考えられんよね。いや凄い!!