My Guitar Gently Weeps
いや、見たくないといわれても見て頂きますよ。ほーれ、ジャ~ン。
はいストラトキャスターです。たぶん76年のモデルやと思う。
ここんとこ、ずっとケースにしまいっぱなしでごめんなさいね。
While My Guitar Gently Weeps。
思い起こせば、高一の時に初めて二光の通販で買ったトムソンちゅうバッタモンのテレキャスモデル(アンプとセットで5000円でっせ、お客さん!)。その次にフレッシャー(こんなの、もう誰も知りませんから・・・笑)のストラトモデルと、国産の安物エレキギターばっか使っていたオレもハタチになった頃、さすがに「こんなこっちゃイカン。やっぱ本物を持たにゃあ、ジェフ・ベックみたいになれんのじゃないやろか。」と一念発起し手に入れたのがこのストラトキャスター。
当時16万くらいしたはずや。 ええ、3年のローンを組みましたとも(笑)。
そのころ荒戸に「ミュージック・ショップ」ちゅう小さな楽器屋さんがあって、そこのマスターにお任せして調達して貰った。条件はブラックのボディと同色のピックガード、メイプルネックで状態の良いものということでお願いしとった。恐れ多い事です。
「いいのが入ったけん、見に来んね。」ちゅう電話で行ってみると、オレの理想にピッタリのこのストラトが待っとった。以来、伝説のトーカイのテレキャスとか、グレコのレスポールとか、ヤマハのセミアコとかを使った時期もあったけど、今残っとるのはこの1本だけ。
改造は全然やっとらんけど、あまりの酷使に耐えかねて、ナットが割れてしまったのでシェクターのブラスナットに交換しとる。それにしても、わざとらしいタバコの焦げ痕とか、クラプトンのストラト並みに変色し、塗装も剥げ落ちたネックが百戦錬磨の歴史を物語っています(笑)。
よく使っとった弦はフェンダーの、今は無きスーパーバレット/エキストラ・ライトっちゅうヤツやったね。エンド部分が弾丸状で弦と一体化したやつ。鳴りが凄く良かった。
買った当時は、ユニットのスプリングを3本にしてトレモロアームをガンガンに使っとったけど、あまりにチューニングの狂いが激しいため (或いはオレの技術が未熟なため・・^^;多分こっちの要因が大きいだろうな。)、途中から4本にして使っとる。まぁ、ジェフ・ベックじゃないんだから(笑)。
ほんとはマーシャルかツインリバーヴが欲しいんやけど、そんなもんウチで鳴らすわけにもいかず、もっぱらこのBullet Reverbで(笑)。けっこういい音出ます。
というわけで、素晴らしいギターも持ち主は選べないという悲惨な一例でございました・・・。
お忙しい中ご覧頂きありがとうございました。また、ケースにしまうことにいたしましょう。
ほんとにMy Guitar Gently Weeps・・・。