米国版・ALWAYS 三丁目の夕日、インデペンデンス・デイ。
コアなゴジラファンには噴飯ものの(オレは嫌いじゃないけど・・・^^;)トライスター版「GODZILLA」(1998年)で名を馳せたローランド・エメリッヒ監督作品。
何時見ても、あの大統領の演説シーンでは思わず目頭が熱くなる単純なオレ。
今日もDVDを観ながらふと思ったのは、「これってアメリカ版・三丁目の夕日やないか・・・?」
「清く、貧しく、美しく」っちゅう、大方の日本人の情感に訴えるテーマを見事に娯楽映画として観せてくれたのが「三丁目の夕日」ならば、「正義、勇気、世界のリーダー(笑)」っちゅう、大方のアメリカ人のDNAを激しく刺激する娯楽作品が「インデペンデンス・デイ」やろうね(ホンマかいな)。大統領自らが戦闘機に乗って出撃するなんちゅうところも、泣かせるねぇ。
ストーリーは、独立記念日も近い7月2日、突然異星人からの侵略を受けた地球が、アメリカ政府を中心にして反撃を開始。歴史的な7月4日の独立記念日に人類の平和を取り戻すっちゅうなんともあっけらかんとした作品やけど、単純なストーリーだけに突っ込みどころも満載。
その極めつけが、最後の切り札で登場する「コンピューター・ウィルス」。エイリアンのコンピューターになんでマックのコンピューターがつながるの?・・・と思わず頭を抱え込んでしまう展開ではあるけど、そんなことに拘っていては映画は楽しめませんよ。
クリントン元大統領も絶賛した(笑)という、この映画。気合の入ったVFXもなかなか楽しめる。
こりゃやっぱり米国版・ALWAYS 三丁目の夕日やね。
ロックファンに嬉しいのは、劇中のあるシーンでリンク・レイの「ランブル」がチラっと流れます。