究極の紙ジャケ第2弾!
普通に "LPレコード" と言えば良いものを、何だか本末転倒な紛らわしい表現でごめんなさい(笑)。
バーバラ・リンに続きまして絶妙のタイミングで本日到着。前の記事でご紹介したばかりのスモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズ「GOING TO A GO-GO」のアナログ盤です。
やっぱ良いわ、レコードは。
ブルース、ソウル・・・ブラック・ミュージックのレコード・ジャケットって何でこんなにカッコイイんだろう。もう、ジャケット見ただけで音が鳴り出すもんね。片隅に" THE DETROIT SOUND " なんていう印刷があるのが嬉しい。
このアルバム、はっきり言ってCDとは比べ物にならないくらい音が良い。スモーキーのファルセットヴォイスに何とも知れぬ艶と柔らかさと深みがあって思わずうっとりしてしまったほど。
思えばオレがせっせとレコードを買い漁っていた頃は、まだインターネットなどという便利ものは無く、欲しいと思う古いレコードはなかなか手に入らなかった。外盤を取り扱っている店自体少なかったし、街の中古レコード屋などでは在庫など知れたものだった。さりとて通信販売なんて面倒だったし。でもミック・ジャガーなんか学生の頃は通販で黒人音楽のレコードを買い漁っていたらしいからな。やっぱ違うわ、オレなんかとは(笑)。
今こうして自宅に居ながら欲しかったレコードが手に入るのは嬉しい事だけど、しかし今ここで再びレコードを買い集めることになるんだったら、何故あの時・・・という思いに苛まれるオレなのだ。
しかし待て。CDが出た当時「これからはCDの時代だぜ!もうレコードなんて消えて無くなるんだから・・・。」といった風潮は少なからずあったじゃないか。いや確かにあった。(・・・と世間様のせいにして一人納得してみる。)