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ケネス伊東

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 デイヴ平尾が亡くなったからというわけでもないけれど、1997年に51歳という若さで他界したオリジナルメンバーの一人、ケネス伊東(愛称ブッチ)も忘れる事は出来ない。
 
 ハワイ生まれの日系二世ということで、ビザや兵役の問題でカップスを出たり入ったりしながら結成から1970年まで在籍した。
彼の父親はPXの高官だったという。(その関係でいち早く欧米のヒットチャートに登場するレコードを入手できたのかもしれない。)

 エッジの効いた小気味良いリズムギターは一流だった。そしてヴォーカルでも、「ヘイ・ジョー」や「ジス・バッド・ガール」など、初期のカップスサウンドの先鋭的な部分をリードしていたのが彼である。もちろん英語が母国語だということも大きな強みだったのだろうけど、エディやルイズルイスとのコンビで生み出した多くのオリジナルナンバーは、どれも本場の洋楽と比べて全く遜色ない素晴らしい作品ばかりである。特に「長い髪の少女」のB面に納められていたケネス伊東・作詞、ルイズルイス加部・作曲による「ジス・バッド・ガール」は、A面へのアンチテーゼのような作品で、曲自体もスピードとスリル、そして破壊的なパワーを秘めたまさに "パワーロック" の原点とでも言うべき衝撃的な作品なのだ。



 カヴァーの「ヘイ・ジョー」にしても、ザ・リーヴスのオリジナルヴァージョンを基にしているのは恐らくブッチのセンスであろうし、ゼムの名曲で彼のレパートリーだった「グロリア」もゴールデン・カップスの中では欠かせない重要なナンバーである。

 ケネス伊東は初期のゴールデン・カップスにおける音楽的なリーダーだったのかもしれない。

        (さすがYouTubeというか、ザ・リーヴスの「ヘイ・ジョー」まで見れるとは・・・^^;)。

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by Tettin-Arts | 2008-12-03 21:50 | The Golden Cups
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四辻に佇んで・・・。


by Tettin-Arts
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