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カテゴリ:Godzilla( 41 )

怪獣島の決戦 ゴジラの息子

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 夏休みゴジラ祭りだよ!全員集合

 ゴジラ全作レビューも、やっと8作目「ゴジラの息子」まで到達した。
生まれつきズボラな性分のため、遅々として進まないのである(笑)

 この映画が公開された時、オレは既に9歳になっていた。
ゴジラの息子・・・今考えれば「何ちゅうタイトルをつけてくれたんや」、と文句の一つも言いたくなるが(^^;)、当時これはこれでなかなかインパクトのあるタイトルだった。
 オレの記憶では「ミニラ」という名前は子供向け雑誌の公募で決定されたものではなかったか。この辺の状況はあまり定かに記憶していないが、こういう経緯もあり公開前から学校ではミニラの話題で持ちきりとなった。絵心のある者はチラシの裏に上手にミニラの絵を描いて見せた。このようにミニラへの興味は果てしなく募ってゆくばかりで、この作品に限ってはゴジラ映画を観に行くというよりも、ミニラ観たさに劇場へ足を運んだ子供も多かったのではないだろうか。
(但し、劇中ではミニラという名前は出てこないのだが・・・^^;)

 そんな本作に登場する新怪獣は、幾多のゴジラ対戦相手のなかでもいぶし銀の輝きを放つ、巨大なカマキリのカマキラスと巨大な蜘蛛のクモンガである。派手さは無いが、手堅い攻撃でゴジラ親子を苦しめる。特撮的にも、密林の中を歩き回るカマキラスなんぞは、思わず拍手を送りたくなるような秀逸さである。
 また、ヒロインである島の娘サエコ(前田美波里)の健康的な美しさも特筆モノで、本作の価値を大いに高めている。
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 ゴジラ映画は、第1作からその時々の世相やムードといったものを作品の中に反映させて来た。
今回は、当時教育ママゴンなどが登場した学歴偏重の世の中に一石を投じる・・・などという意図があったかどうかは知らないが、劇場に詰めかけたオレたちは、ただただミニラの一挙手一投足に歓喜し、カマキラスやクモンガの執拗な攻撃に地団駄を踏んで悔しがっていたのである。ゴジラ映画が、子供向けの映画に大きく舵を切った作品でもあった。

 雪に包まれながらゴジラ親子がしっかりと抱き合うラストシーンは、日本人の心に激しく訴えるゴジラ映画史上屈指の名シーンである。


怪獣島の決戦 ゴジラの息子 (1967年12月16日公開) 
制作 / 田中友幸
監督 / 福田純
特技監督 / 有川貞昌
脚本 / 関沢新一・斯波一絵
音楽 / 佐藤勝
出演 / 久保明、高島忠夫、前田美波里、平田昭彦、土屋嘉男、佐原健二
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by Tettin-Arts | 2011-08-02 20:30 | Godzilla

棘も飛び出して来る!レジェンダリー版 ゴジラ

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 こ、これは見るからに凶暴そうなゴジラですねぇ

尻尾を含む下半身の形状にも大いに興味が涌いてきます。この棘がスクリーンから飛び出してくるんですかね(^^;)
3D効果を十二分に発揮できそうなフォルムだと思います。
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by Tettin-Arts | 2011-01-14 20:07 | Godzilla

3Dゴジラ 深く静かに進行中?

 密かに注目していたレジェンダリー・ピクチャーズ+ワーナー・ブラザーズによる新作3D「ゴジラ」。
この噂が聞こえてきたのはかなり前だったのだが、そのころはまだ3Dというものにリアリティが持てず、関心も薄かった。またプラン自体も進んでいるのか頓挫したのか実態がよく分からなかった。ところが僅か数年でこの3Dの躍進ぶりである。個人的には3Dにそれほどの興味があるわけではないが、これで俄然新作ゴジラ誕生にリアリティが出てきたのだ。

プランは進行していた。

この新作ゴジラのプロデューサーであるブライアン・ロジャースのインタヴューがアップされている。
全編英語なので、どなたか堪能な方に通訳していただきたい(^^;)。



 ポイントは「イグアナ映画はやらない」「フルCGのゴジラ」「第一作ゴジラに対するオマージュ」「バットマンリターンズからダークナイトへの流れを参考にする」「他の怪獣(複数の可能性も)との対決もの」ということらしいが、新作ゴジラに飢えているファンに大きな期待を抱かせるコメントである。

 「ダークナイト」は正義と悪の葛藤という意味で第一作「ゴジラ」に近いムードがあると思う。フルCGのゴジラにしても、「三丁目ゴジラ」の迫力を思い出せば、いつまでも着ぐるみに拘る必要は無いのかも知れない。

 酷評されるエメリッヒの「GODZILLA」(1998)にも好きなシーンがある。桟橋の沖合いから大きな波のうねりとなってゴジラが迫ってくるシーン。ストーリーや造形がアレでも、こういうシークエンスが一つでも観られたら満足だな。

 公開は2012年・・・2012ってエメリッヒだったな(^^;)

■CIA☆こちら映画中央情報局です
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by Tettin-Arts | 2010-09-23 22:13 | Godzilla

三大怪獣 地球最大の決戦 Blu-ray

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 東宝特撮Blu-rayセレクションの中では高画質との評価が高い「三大怪獣 地球最大の決戦」が到着。

サンガイに劣らぬ素晴らしい仕上がりです。Blu-ray では特に暗いシーンが鮮明ですね。
本作で言えば、冒頭の深夜の街並みやゴジラが上陸する港のシーンで顕著です。

小美人が絡む特撮シーンの映像にやや劣化が見られますが、トータルでは全く気になりません。特に、大好きな金星人が登場する上野公園や阿蘇の火口の群集シーンの鮮やかさは圧巻です(^^)。生まれて初めて観たゴジラ映画であり、ゴジラ映画の中でも最も好きな作品なのでこれほどの高画質で甦った事に感慨もひとしおですね。
サンガイに続き、またまた公開当時の興奮が甦りました

まぁ近い将来、ゴジラ映画復活に合わせて Blu-rayボックスが発売されるのは分かっているのですが、この作品だけはどうしても待ちきれませんでしたね(^^;)。

ボックスねぇ・・・そん時ゃそん時でまた考えますワ(笑)
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by Tettin-Arts | 2010-05-29 22:45 | Godzilla

オキシジェン・デストロイヤー作りませんか?

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 ディアゴスティーニからゴジラ関連の商品が一気に発売されるようだ。

なかでも異彩を放っているのがオキシジェン・デストロイヤーの限定キット。
商品説明によれば未塗装・未組立のカレージキットながら、サイズは1/1(全長約62cm )のプロップサイズ。
透明カプセルやスイッチ類は手作業削り出しの金属パーツが多数あり、映画と同じく中央の球体が開閉出来るとのこと。

これは難易度が高そうだが、価格も水爆級で・・・(^^;)。

サントラのベスト盤にボーナストラックで収録予定の「怪獣大戦争マーチ」のライヴ音源は気になるな。
数年前に「大怪獣伝説」という37曲入りの同じようなサントラ盤を買のだが、あまりにも曲数を詰め込み過ぎていて音質が大きく損なわれていた。こちらは良さそうだな。
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逆ゴジのモノクロポスターは手頃でデザインも秀逸。サインは要らないので(^^;)今注文しました。

この調子でどんどんマニアックな東宝特撮商品をリリースして欲しいと思います。

出来ればリーズナブルな価格で・・・(^^;)。
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by Tettin-Arts | 2010-05-22 21:42 | Godzilla

ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘

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 この作品は夏休み映画ではない(笑)。立派なお正月映画である。
ちなみにこの年の夏休み東宝映画は、怪獣映画の金字塔「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」だった。
 
さて、前作「怪獣大戦争」から一年後の冬休みを目前にしたある朝、バー「灯」の前の電信柱に立てられていた看板に新しいゴジラ映画のポスターが貼り出されていた。その時感じた期待外れ感は今でも忘れることが出来ない。
というのも、「怪獣大戦争」は宇宙が舞台の一つになっていたし、不気味なX星人という異星人も登場した。
そして何よりもキングギドラという金色に輝く凶悪な宇宙怪獣が登場し、円盤やロケットが飛び交うというスケールの大きさとデラックスさが子供心に沸き立つような興奮を呼び起こしたのだ。

それに比べ、何処とも知れぬ南洋の孤島が舞台で、しかもゴジラの対戦相手として登場するのは巨大なエビ・・・。
前作とは大幅にスケールダウンした「南海の大決闘」のポスターは子供心を大いに消沈させた。
それでもやはりゴジラ映画は観たい。冬休みに入ったある日、不安と期待が交錯する中、オレは映画の割引券を持って一人でバスに乗り、隣町の東宝専門館へ出かけたのだった。

 しかし、上映が始まると不安は見事に吹っ飛んだ。「耐久ラリーダンスコンクール」が終わり、「大戦争」で富士を演じた宝田明が金庫破りとして登場するころにはすっかり南海ゴジラの世界に引き込まれていた。(^^)。

 監督には福田純が初登板。軽妙なタッチとなった。伊福部昭とは趣きを異にする洋々とした佐藤勝の音楽も逆に新鮮で、ペアバンビの歌唱とともにオレの大好きなゴジラ音楽である。モスラが単なる運搬係りで終わっているのが惜しいが、エビラの登場シーンゴジラが赤イ竹の基地を襲撃するシーンなどはゴジラ映画の中でも屈指の迫力だ。
もちろん、波川から大変身した水野久美の健康的なお色気も本作の大きな魅力だが、怪獣映画が一種のディザスタームービーであるならば、やはり絶海の孤島というシチュエーションはイマイチ訴求力に欠ける気がするのも事実。
これは次作の「ゴジラの息子」にも引き継がれることになる。

とはいえ、この1966年という年はサンガイ、大魔神3部作、南海と、今から思えばオレとっては夢のような贅沢な一年だったといえる。

ビートルズが来日した年でもあり、もう一度ここから人生をやり直したいくらいだ(^^;)。



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by Tettin-Arts | 2010-05-15 23:58 | Godzilla

九響 × 大島ミチル

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 来る4月9日午後7時より、アクロス福岡にて九州交響楽団による「大島ミチル特集」のプログラムが演奏されます。
大島ミチルさんが手掛けたゴジラ音楽といえば、ゴジラ×メガギラス G消滅作戦(2000年) 、ゴジラ×メカゴジラ(2002年) 、ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS(2003年)がありますが、どれも女性とは思えぬ独特の重厚な旋律が印象的です。
 また、九響といえば、もちろん九州を代表するオーケストラ。一度メールで伊福部特集をリクエストしたことがあるのですが実現には至りませんでした(^^;)。
 
 なにしろ、福岡でゴジラ音楽を、しかも生のオーケストラの演奏で鑑賞できる機会など皆無ですので、若いゴジラファンには垂涎ものの企画ではないでしょうか。もちろん若くないゴジラファンにとっても垂涎ものの企画です(^^;)。

いやぁ、行きたいなぁ。どなたか一緒に行きませんか・・・?

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by Tettin-Arts | 2010-03-26 20:31 | Godzilla

怪獣大戦争 <最終回 ゴジラが跳んだ日>

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 X星人の地球植民地化宣言に対抗する、富士、グレン、桜井博士、鳥居哲男らの連携プレイもスリル満点の面白さ。
最初は珍発明かと思われたレディ・ガードが、此処に至って女性のみならず、全人類を救う大発明となるわけだ。
防衛軍はもちろん、放送局までも一致団結しての撃退作戦は、「怪獣大戦争マーチ」に乗って華々しく展開する。
当時は、折からのプロレスプームである。人間側からの強力な援護を受け、ゴジラとラドンはキングギドラを撃退する。
まさに人間と怪獣とX星人が織り成す華麗なタッグマッチと言っても良いだろう。こういう胸高鳴る展開は全ゴジラ作品の中でも、
本作でしか味わえない大きなカタルシスがある。

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 「ゴジラが " シェー!" をするぞ」というワクワクするような情報は、鑑賞前にオレの耳にも入っていた。
どういう経路でこのサプライズを知ったのか定かな記憶はないが、多分、「ぼくら」あたりのゴジラ特集が情報源ではなかっただろうか。撮影現場では賛否両論渦巻いたといわれるこのシーンも、ゴジラが跳んだ瞬間、場内は沸きに沸いた。
それは長嶋茂雄がバッターボックスの中で、また横綱大鵬が土俵上でシェー!をしてもこうはなるまいという位に・・・。
言い換えれば、子供たちとゴジラの間に確かな友情が芽生えた瞬間だったのである。
 
 ふと、隣のオヤジの顔を見るとオレ以上に楽しそうだった。 
 

                                                                <終>


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by Tettin-Arts | 2009-02-25 22:18 | Godzilla

怪獣大戦争 <その5 マシン・デザインに潜む妖気>

 前章で、本作に登場する特撮マシンがイマイチ人気がない理由をオレなりに考察してみたが、性能はともかく、オレは常々この3機のデザインには何とも知れぬ妖気が漂っていると感じている。
もう一度、前章の画像をよくご覧いただきたい。
何だか、このマシンたちが不気味な生き物のような感じがしませんか?魂が宿っているような・・・。
怪獣デザインにとどまらず、こうしたマシンのデザインにも卓抜した造形力が発揮されている。
東宝特撮美術陣、恐るべし!!である。 いやぁ、オレは好きなんだナァ、この3体・・・。
(東宝マシンクロニクルで、この3体を加えた新シリーズをリリースしてくれませんかね ^^;)    
                                                            <いよいよ最終回へ>

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by Tettin-Arts | 2009-02-24 22:12 | Godzilla

怪獣大戦争 <その4 マシン>

 いやぁ、まるで熱に浮かされたように書き続けております(^^;)。
自分でも「三大怪獣 地球最大の決戦」と「怪獣大戦争」の2作品が、これほど好きだった事を改めて思い知りました(笑)。
まぁ、もともとこのブログはゴジラに特化したものにするつもりで始めたものだったので、これが本来の姿なのだと言えば言えると思います。しかし、書き進むにつれて、ゴジラの新作への欲求がますます強くなってきたぞ。
 
 さて、ゴジラ映画の中に初めて登場するマシンらしいマシンが「怪獣大戦争」のP-1号Aサイクル光線車である。これは素晴らしく画期的な事であるにもかかわらず、この2台のマシンは意外に人気がない(^^;)。どちらも東宝マシンクロニクルから除外されるという不遇さだ。ここではその理由を簡単に考察してみたい。

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 P-1号。まず、フォルムが圧倒的にレトロである(笑)。いや、当時はかっこよかったのだ、これでも。(オレは今でもかっこいいと思っている^^;)。 しかし、後年次々と登場する最新メカのデザインに比べると、客観的に見劣りがするのは否めない。さらに、特別な性能もなく、ただ宇宙を移動するだけのロケットである。その性能にしてもX星人が簡単にイミテーションを建造し、しかもイミテーションの方が優秀だと言われてしまうのだからイマイチ人気がないのも致し方ないのかもしれない。 オレは好きなんだけど・・・。
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 次にAサイクル光線車。 X星人が使用する電磁波を遮断する光線を放射するマシンである。後方にはX星人が嫌う不協和音を発する12連スピーカーも搭載されている。 ビジュアル的にも全く問題なくかっこいい。では何故イマイチ人気がないのか。
 それは、翌1966年に公開された「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」で登場した、東宝特撮マシンのホームラン王
メーサー殺獣光線車」の陰に隠れてしまったからに他ならない。こちらは、ガイラに瀕死のダメージを与えるという凄まじい科学兵器であり、電磁波を遮断するだけというAサイクル光線車ではとても勝ち目はないのである(^^;)。 
オレは好きなんだけど・・・。
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 おまけとしてX星人円盤にも触れておこう。これはなかなか素晴らしい性能を持ったマシンである。脳波を電子計算機に記憶させて思い通りに航行できるうえに、ゴジラやラドンはもちろん、どんなに大きな質量を持った物質でも運ぶ事が出来、最高速度も光速の10分の1という。しかも怪獣をコントロールする電磁波や、破壊光線を発射する事も出来る。これほどの高性能を持つ円盤だが、悲しいかなデザイン的にこれといった特徴がなく、このあたりが大きな弱点といえるだろう(^^;)。 オレは好きなんだけど・・。
                                                          <5へ続く>

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by Tettin-Arts | 2009-02-21 23:14 | Godzilla
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四辻に佇んで・・・。


by Tettin-Arts
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