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カテゴリ:Girl Group( 6 )

ザ・マーベレッツ グラディス・ホートン死す

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 最近は、ラジオのFMを流しっぱなしにしていることが多いが、哀しいニュースに接することもある。

モータウンからデビューしたガールグループ、ザ・マーベレッツのリードシンガーだったグラディス・ホートンが先月の26日に亡くなったとの哀しいニュース。こんなニュースは、FMの音楽番組でしか流れないだろう。
(・・・と思っていたら大分合同新聞のWeb版にありました。)

 マーベレッツは知らなくても、ビートルズやカーペンターズもカバーした「プリーズ・ミスター・ポストマン」は良くご存知だと思う。そのオリジナルがザ・マーベレッツである。



 モータウンでもスプリームスなどと比べると、ややワイルドな雰囲気を持つグループで、それはグラディス・ホートンの腰のあるヴォーカルによるところが大きいと思う。数あるガールグループの中でも、一番肌が合うというか、ノリが合うのがマーベレッツだな。デビュー曲の「プリーズ・ミスター・ポストマン」が大ヒット。続く第2弾は「ツイスティン・ポストマン」(笑)
こちらはビートが効いたゴキゲンなナンバー。

心よりグラディスのご冥福をお祈りするとともに、マーベレッツを聴いた事が無いという方には是非一度聴いてみて欲しい。

全てに味わい深い、愛すべきガールグループです


そういえばガールグループの記事も最近御無沙汰だな。(深く反省)
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by Tettin-Arts | 2011-02-05 18:00 | Girl Group

ADAM & EVE / GOLDEN HALF

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 ガールグループといえば何も海の向こうばかりではない。
日本が誇るガールグループといえば、やはりゴールデン・ハーフでしょう。

 1970年にスリー・キャッツの「黄色いサクランボ」のカヴァーでデヴューした時には5人組だったらしいが、オレが覚えているのはエバ・マリ、マリア・エリザベス、高村ルナ、小林ユミの4人になってからのゴールデン・ハーフだ。
ドリフの「8時だョ!全員集合」なんかによく出ていたな。全員がハーフで、その日本人離れしたキュートなルックスを武器に、歌に踊りに健康的なお色気を振りまいていた愛すべきガールグループである。

 徹底して「太陽の彼方」や「ロコモーション」、「24000回のキッス」といったカヴァー曲でヒットを飛ばして行った彼女たちだけど、このアルバム「ADAM & EVE」(1973年)はその結晶といってもいいだろう。"ポール・アンカ ニール・セダカを唄う" というサブ・タイトルが示すように全曲ポール・アンカとニール・セダカのカヴァー・アルバムである。
 この時は既にユミが脱退してエバ、マリア、ルナの3人になっているのだけれど、非常に中身の濃い、聴き応えのある作品に仕上がっている。

 ただし、このアルバムにはアレンジャーが3人関わっていて、その能力の違いで楽曲のクォリティに多少バラツキがあるのが惜しい。ダントツにカッコイイのは、たかしまあきひこアレンジの「アダムとイヴ」、「ロンリー・ボーイ」、「エヴリ・ナイト」であり、英語が堪能な彼女たちにわざわざダサイ日本語の歌詞を唄わせてしまった川口真アレンジの「恋の片道切符」や「カレンダー・ガール」などはほんとうに勿体ない気がする。とはいえ、彼女達の歌唱力の非凡さは十分に発揮されている。

 ともすればお色気バラエティ・アイドル的なイメージばかりが先行するゴールデン・ハーフは、実は素晴らしい実力を持ったグループだったのだ。それを証明する名盤がこのアルバムだといえるだろう。(ちょっと褒めすぎか・・・^^;)

 これだから紙ジャケは止められないのよ(笑)。 


ちなみにオレ、エバが大好きでした・・・^^;)。

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by Tettin-Arts | 2008-04-06 17:40 | Girl Group

THE SHANGRIーLAS

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 ガールグループが最近ご無沙汰気味なので、ここいらでシャングリラスを。
ベティ&メアリーのワイズ姉妹、双子のメリーアン&マージのガンザー姉妹で結成された4人組みグループ。
ジャケット写真が3人なのはベティが極度な写真嫌いだったそうで、4人揃った写真は意外に少ない。

 シャングリラ(Shangri-La)は、英国の作家、ジェームズ・ヒルトンの「失われた地平線」に出て来るユートピアの名前なのだが、まぁ、オレなんかにはザ・バンドが所有していたスタジオの名前のほうがピンと来たりする。

 さて、パワフルなロネッツやシュレルズといった黒人ガールグループに比べると、歌唱力の点では若干心許ない気もするシャングリラスだが、曲は粒揃い。デビュー・シングル「REMEMBER (WALKIN' IN THE SAND) 」(1964年)は全米5位、日本でもお馴染みの2ndシングル「LEADER OF THE PACK 」(黒いブーツでぶっとばせ!)は全米1位に輝いた。また、「GIVE HIM A GREAT BIG KISS」(がっちりキスしよう)はジョニー・サンダースがソロアルバム「SO ALONE」の中で熱血(笑)カヴァーしている。それもそのはず、彼女達をプロデュースしたシャドウ・モートン(クレジットはジョージ・モートン)は、後年ニューヨーク・ドールズの「悪徳のジャングル」をプロデュースした業界の傑物なのだから。そのせいか、作られた部分もあるにせよシャングリラスの音楽にはどこかアウトロー的な雰囲気が漂っている。これがいいのよ!
 
 たとえば「LEADER OF THE PACK」は暴走族のリーダーだった彼氏が事故で死んでしまうという内容の歌なのだが、これがシャングリラスの世界を見事に象徴してるんじゃないかな。ちょっと不良っぽい男と女の様々な場面を、セリフやSEをちりばめて哀愁たっぷりに唄い上げるという。

 実際、歌の世界だけじゃなく彼女達自身もかなりぶっとんだ人達だったようで、メリーアンのように若くしてドラッグ死してしまった娘もいたり、ベティのように舞台が嫌いな娘がいたり(笑)。

 シャングリラス。数多のガールグループの中でも、ひときわ異彩を放っている。


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by Tettin-Arts | 2008-03-19 22:27 | Girl Group

BE MY BABY / THE RONETTES

b0093969_13314531.jpg 子供の頃住んどった家は、すぐ裏が海水浴場で夏休みに入ると海の家が何軒も建ち並び、ひと夏中大勢の人たちで賑わっとった。
 
 その海の家の中の1軒に「渚屋」さんがあった。
 ここの経営者ちゅうか主(あるじ)は、どこかの資産家のボンボンみたいで、夏になると「渚屋」を半分道楽みたいにしてオープンしとったんやね。年の頃は30才くらいで井上忠夫似の色男やった。この人がいい人で、オレたちみたいな近所のガキが店の内外をチョロチョロしても何も言わずいつもニコニコして氷をカキよったね(笑)。
 
 「渚屋」さんには、当時高価だったフロアタイプのステレオが店の奥にデーンと置かれていて、いつも色んなポピュラー音楽が流れとった。お洒落なビーチカフェのはしりと言ってもいいかもしれん(笑)。 
 
 メインはタイガースやスパイダースといったグループサウンズやったように思うけど、たまに流れとった洋楽の中の1曲がロネッツの「BE MY BABY」やった、今になって思えば(笑)。
 
 いや、もちろん当時はロネッツちゅう名前も「BE MY BABY」ちゅう曲名も全然知らんやったけど、あのダン・ダ・ダンちゅうタイコの後で押し寄せるように流れてくる甘美なメロディーとキュートな歌声はずっと耳に残ったね
 
 
 ビートルズのジョージも、ストーンズのキースも(キースに至っては、ストーンズのデヴュー期にロネッツの前座をやったばかりか、恋仲だっちゅう噂にまでなったくらいに・・・笑)ロニーには夢中やったみたいやね。もちろんロニーはルックスにも恵まれとるけど声が凄いわ、声が
 こんな可憐さと力強さを兼ね備えた声を持った人は他にはおらん。唯一無比やろうね。 
  
 今年の夏も海の家の「氷」の幟(のぼり)をみると、潮風に乗ってどこからかこの曲が聞こえて来そうな気がする。   

あの「BE MY BABY」が・・・。


 
THE RONETTES 
Ronnie Spector(Veronica Bennett)
Estelle Bennett
Nedra Talley
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by Tettin-Arts | 2007-07-22 18:11 | Girl Group

A LOVE LIKE YOURS / MARTHA REEVES & THE VANDELLAS

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マーサ&ザ・ヴァンデラスのナンバーと言えば、フーやジャムなんかがカヴァーした「HEAT WAVE」や、ミック・ジャガー&デヴィッド・ボウイがカヴァーした「DANCING IN THE STREET」が有名やけど、オレはこの「A LOVE LIKE YOURS(DON'T COME KNOCKING EVERYDAY)」も好きやねぇ。スローなバラッドでセリフも泣かせる。まあ、この頃のガール・グループはみんなそうやけど、特に彼女達自身に表現欲求とかがあった訳じゃなく、ただ与えられたものを歌っていただけやろうけど表現力が豊かやね、どのグループも。アルバム・アーティストじゃないから、ベストもののCDが1枚あれば十分だし、その中にこういうキラ星みたいな曲があると無性に嬉しくなる。

シュープリームスが出てくる以前に、モータウンの看板アーティストやったマーサ・リーヴスは実は秘書としてモータウンに入社したらしいが、持ち前の歌唱力を買われ、ザ・ヴァンデラスのメイン・シンガーとしてモータウンの誇るコンポーザー・チーム、ブライアン・ホランド/レイモント・ドジャー/エドワード・ホランドの作品を次々とヒット・チャートに送り込むんやな。当時こういうシステムが確立しとったところがモータウンの凄いところやと思う。

多くのロック・ミュージシャンがモータウンの曲をカヴァーして来たんやけど、社長のベリー・ゴーディーって人は相当なやり手でワンマンでビジネスには厳しかったらしい。なんでも、モータウンでバスを借り切ってツアーする時は男性ミュージシャンと女性ミュージシャンを別々に乗せて社内恋愛を禁止しとったとか、社内での出世競争も熾烈だったらしいね。
まぁ、そういう中で生まれた音楽やから曲の完成度は当然高いし、絶対ヒットさせてやるという執念みたいなものも感じるね。

モータウンに限らずガール・グループの魅力はなかなか言葉では表せんけど以前シュレルズについて書いたし、今後も折を見ていろんなガール・グループにスポットを当てて行きたいと思う。
マーヴェレッツ、シフォンズ、シャングリラス、クリスタルズ、そしてロネッツ・・・。
うーん、きりが無いな^^;。

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by Tettin-Arts | 2006-09-16 19:49 | Girl Group

WILL YOU LOVE ME TOMORROW / THE SHIRELLES

セプターレコードの生みの親、フローレンス・グリーンバーグは何処にでも居そうな普通の主婦だった。音楽業界とは全く無縁だったこのオバさんの暇つぶしで始めたレコード会社が大当たりして、あの名曲「WILL YOU LOVE ME TOMORROW」は誕生した。

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シュレルズと聞いて、ビートルズの「BABY IT’S YOU」や「BOYS」が頭に浮かんだあなたは立派なビーオタです^^;)。
私もビートルズから入った口だから、エラそうなことは言えないが60年代に大活躍したガール・グループの中では、意外と日本ではマイナーな存在ではある。

シュレルズは、ニュージャージー出身の4人組みで、1958年にセプターの前身ティアラから「I MET HIM ON A SUNDAY」をリリースしたがヒットには至らず、デッカへ移り、再度セプターへ戻ってリリースしたキャロル・キング/ジェリー・ゴフィン作の「WILL YOU LOVE ME TOMORROW」が全米1位の大ヒットとなる。その後もヒット曲を連発しガール・グループの草分けとして大活躍したのだが、やはりこの曲には、その後のロネッツクリスタルズでお馴染みとなるフィル・スペクターの”ウォール・オブ・サウンド”の原形が明らかに感じ取れるのだ!(ということは、ビーチーボーイズのお師匠さんとも言えるわけだな・・・^^;。)キャロル・キング自身もお気に入りだったらしく、後にあの名盤「つづれおり」のなかでセルフ・カヴァーしているのはご存知の通り。
華やかなガール・グループ全盛のさきがけとなった彼女たちの影響がいかに大きかったかということを思い知らされる1曲でもある。

いや、美しい。泣きたくなるほど美しい。
そして、このポーズと笑顔がいかにも60年代って感じでまた泣ける。

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by Tettin-Arts | 2006-07-22 00:12 | Girl Group
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四辻に佇んで・・・。


by Tettin-Arts
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