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カテゴリ:夕日町音盤店( 21 )

宮本武蔵 ~ ある謝恩会での悲劇

 以前の記事にも登場した悪友Hの家に、このシングル盤はあった。
これはHの父親のレコードである。Hの家に遊びに行くと、密かにこのレコードを聴くのがオレの楽しみになっていた。

 時は1971年春、不肖tettin小学校6年生卒業間近のある日のこと。
いつものようにHの部屋でこのレコードを聴いていると、オレの頭にある考えがひらめいた。
それは、卒業式のあとの謝恩会で、このレコードに合わせて劇をやったらウケるんじゃないか・・というものだった。
ちなみに、この謝恩会というのは、卒業式のあとに、担任をはじめ学校関係者を講堂に集め、卒業生がクラスごとに歌やお芝居を披露し、これまでの小学校生活に感謝しようという会なのである。
オレたちのクラスでは既に学級委員長をリーダーとするコーラス隊の「手のひらに太陽を」がエントリーを決めていたが、もう1チームエントリー必要だったのだ。その頃、既にロック魂が芽生えつつあったオレは、「手のひらに太陽を」などという軟弱な唄は口が裂けても唄うことは出来なかった。もちろんHも即座に賛同

 そんなアウトローたち数名が「宮本武蔵」への参加を希望したが、役どころは木っ葉侍やカラス。もちろん主役の武蔵はオレで、Hは小次郎である。嫌がるK美を無理やりお通と美女の一人二役に仕立て上げ、この怪しげな音楽劇はスタートした。そしてそれまで和やかに、しかも感動的に進行していた謝恩会の雰囲気は「宮本武蔵」で一変したのだった。

 後で聞いた話によれば、はじめは客席で穏やかな笑みを浮かべていたオレたちの担任だったF(男性)も、曲が進むにつれ徐々に顔色が変わり、「人一倍女好きの・・・」のあたりになると茹でた蛸のように顔が紅潮。「女の色気に誘われて・・・」の頃には息も絶え絶え、カラスが糞を落としていく頃には気絶しそうに真っ青だったという。もちろん、校長をはじめPTAの会長、他の教師たちの冷たい視線が担任Fに注がれていることを、熱演しているオレたちが気付くはずもなかった。
そして、最後にジャイアント吉田 猪熊虎五郎が「よさほい節」を唄いながら何処へか去っていく頃には、既に担任Fの姿は講堂から消えていた。

その後のFの消息を知る者は誰もいない。

というわけで、この曲を聴くと遠い懐かしさと同時に、微かな心の痛みを感じるオレなのである。

ドンキー・カルテットの「宮本武蔵」。


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by Tettin-Arts | 2011-09-08 20:07 | 夕日町音盤店

太陽の彼方に

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 今年は早めに梅雨も明け、いよいよ本番でございます。

 例年、この季節はブログ更新の気力も萎えがちですが、今年は老体に鞭打って頑張りたいと思います。
 まぁあまり期待はしないで下さい。・・・つーか、誰も期待してねぇか(笑)

 今年の夏こそは、ルナのような素敵なオネエさんとの出会いがありますように・・・(^^;)

 ノッテケ、ノッテケ・・・って大丈夫か、スタミナは(笑)。



やっぱ、夏はコレっスよ、コレ!(ちなみに、昔は48人も要りませんでした)



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by Tettin-Arts | 2011-07-10 16:58 | 夕日町音盤店

熱き心に

 今日は出社時間が遅かったので午前中ワールドボーイでFMを聴いていたら、番組のゲストで大瀧詠一大先生が登場、「熱き心に」(1985年)が流れた。この作品は小林旭のために彼が書いた珠玉の名曲である。彼自身、大の小林旭ファンであったことから作曲にも大いに熱が入ったそうで、その話しぶりからもただならぬ思い入れが感じられた。
 
 この番組は震災前に収録されたものだったのだが、この曲が流れた瞬間、思わず目頭が熱くなった。

 北国の空を見上げて思う愛する人のこと・・・何故かこの唄が、被災者の方々はもちろん、目に見えない脅威と懸命に戦っている人々の姿と重なったのだ。作詞は故阿久悠さん。


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by Tettin-Arts | 2011-03-22 23:52 | 夕日町音盤店

恋の奴隷

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悪い時はどうぞぶってね・・・大人の世界って凄いなぁと子供心にも感じ入った楽曲だった。
こんな歌詞、榎美沙子などが聴いたら思わず泡を吹いて卒倒してしまっただろうな(^^;)
恋の唄でも、これくらいインパクトのある唄を今のシンガーにも唄って欲しい
なんかフワフワしたような唄ばっかりで気色が悪いんだよな。

黛ジュン、小川知子とともに東芝三人娘の一人である。

可愛い女性は、幾つになっても可愛い


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by Tettin-Arts | 2011-02-04 23:59 | 夕日町音盤店

「ナ・ン・パ ・・・ して!」 <ニュートラル SAYAKA>

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 1980年代のアイドルで忘れられないのが、伊藤さやかである。

何を隠そう、当時つきあっていた6つ年下の彼女が伊藤さやかの大ファンだったのだ。
最初は馬鹿にしていたのだが、彼女がアルバイトをして買ったというこのアルバムを聴かせてもらって、恥ずかしながら「良いな」と思ったのである。

車でいうと、黄色のスターレットSに乗っていた頃だ。このアルバムをダビングしたメタルのカセットテープは、暫らくの間、二人のドライブの必需品だった。

このアルバムは、伊藤さやかのファーストアルバムである。6曲全てが今聴いてもツボにくる良質なポップスだ。
ノリがよく、透明感のある歌唱力も捨てたものではない。
なによりロックンロールが大好きという彼女のひたむきさが清々しい。
役者としても結構ブレイクしていたが、演技ではなく根っから明るくて元気いっぱいの女の子だった。

ほんとに最近いないよなぁ、こんな溌剌としたポップシンガー・・・。

恋に制限速度が無かったあの頃が懐かしい(^^;)。

「ナ・ン・パ ・・・ して!」 <ニュートラル SAYAKA> 30cmLP 45r.p.m  6曲入り(1982年)
Drive Side
1. 天使と悪魔(ナンパされたい編)
2. るんるん気分でDriving
3. 恋の若葉マーク

Sea side
1. 夏+海=恋
2. 1,000,000回 I love You
3. そよ風の誘惑




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by Tettin-Arts | 2010-10-03 15:50 | 夕日町音盤店

片想いと僕


 1972年のスマシュヒット、ロボの「片想いと僕」。
ギターを始めたばかりの人でも簡単に弾ける(^^;)シンプルな唄ですが、すごく美しいバラッドです。

で、何故突然この唄を思い出したのかというと、最近この唄のサビにそっくりなメロディがテレビやなんかでよく流れているからです。

某女性歌手・・・パクリとは言いませんが、思い出深い唄に強烈なスカシっ屁をかまされたようで嫌な気分になりました。

それも名曲であるが故の哀しさでしょうか・・・?
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by Tettin-Arts | 2010-09-06 21:43 | 夕日町音盤店

夏の日の恋



皆様、夏と言えばビーチ・ボーイズ?ベンチャーズ?ボブ・マーレー?サザン?それとも美空ひばり・・・?

いやいや、パーシー・フェイスですよ、パーシー・フェイス

暑い空気の中を駆け抜けてゆく爽やかな涼風のような調べ・・・。

パーシー・フェイス・オーケストラの「夏の日の恋」で皆様に残暑お見舞いを申し上げます
コレ聴くと連日の猛暑も、意外と心地良く感じられませんか(^^)?

明日からはお盆・・・夏ももうすぐ終わりです。

皆様くれぐれもご自愛下さい。

(夏の日の恋・・・う~ん、今年も無理っ ^^;)。

「夏の日の恋」 The Theme From "A Summer Place" (1960年)
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by Tettin-Arts | 2010-08-12 10:25 | 夕日町音盤店

初恋のメロディー

 小林麻美・・・独断で和製トレイシー・ハイドと言い切ります。(笑)
当時、坊主頭の中学2年・・・ドライヴ という響きに切ない憧れを抱きました。



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by Tettin-Arts | 2010-03-22 19:19 | 夕日町音盤店

愛の奇跡

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 真央ちゃん、もうすぐイタリア・トリノで世界選手権だな・・などと感傷に耽っていたら、この曲がふと頭に浮かぶ・・・(笑)。
確かシングル盤があったはずだった・・と、押入れの中をゴソゴソ大捜索したら出てまいりました。

当時オレは10才でしたが、密かに好きでした・・・ロザンナ、本当に可愛かったんですよねぇ(*^^*)。

たったの2分12秒の唄なのに、このドラマティックな盛り上がりは誰にも真似の出来ない儚くも美しい世界です。
ヒデとロザンナには他にも名曲がたくさんあるのですが、今日は一番ポピュラーな「愛の奇跡」を・・・。

 密かに好きでした・・・ロザンナが(^^;)。



(1968年当時のこの映像は貴重ですね。後半番組のフィナーレに故人の名歌手達が続々登場しますが、こちらも凄い!)
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by Tettin-Arts | 2010-03-11 19:31 | 夕日町音盤店

京都慕情

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 1970年に大ヒットした、渚ゆう子はんの「京都慕情」。林春生作詞、ベンチャーズ作曲のじんとくる名曲どす(^^)。
 
 高校の修学旅行で初めて訪れた京都。あれは祇園祭も近い初夏だった。夜の自由時間に散策した街角には、お囃子の練習の音が流れていた。残念ながら憧れの舞妓はんを見ることは出来なかったが、しっとりと落ち着いた街の風情に歴史の深みを感じたものである。もう少し遅い時期だったら五山の送り火が見れたかもしれない。 
そしてこれからの季節・・・冬の京都もいいだろうな(^^)。

 京都の雪を見ながら、炬燵に入って湯豆腐を頂くのが目下の老後の夢どす(^^;)。



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by Tettin-Arts | 2009-11-25 21:33 | 夕日町音盤店
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四辻に佇んで・・・。


by Tettin-Arts
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