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帰らぬ愛とケイト・ブッシュ

b0093969_21484317.jpg 大学に行くようになって、なんか絵でも描いてみようかと思い立ち、美術部に入っていた時期があった。
 
まぁ、すぐにバンドが忙しくなって一年くらいしか籍は置かなかったけど、ケイト・ブッシュの名前を聞くと、その美術部の一年上にいたMIKIっちゅう先輩を思い出す。新入部員の歓迎コンパの席で他を圧倒して輝いとったナ。色白の肌に、ソバージュがかった栗色のロングヘア、ハイトーンの声・・・。当然一目惚れさ。
 話してみると、結構ロックなんぞにも詳しくて、「ジェフ・ベックのオレンジの写真のジャケットのアルバムのA面の最後の曲は大好き・・・。」などとのたまう(笑)。
 そ、それって「帰らぬ愛」っちゅうやつよ。
 他にもデイヴ・ギルモアがお気に入りのギタリストだったり、部屋にはパンツと一緒に「サタニック・マジェスティーズ」のレコード盤が無造作に転がっていたりと、なかなか通っぽかったりした。
 
 そんなある日、この耳に飛び込んできたのさ・・・「嵐が丘」が。

 
 
 だ、誰よ?この人?ちゅう感じで慌ててレコード屋に飛び込み、発売されたばかりの「THE KICK INSIDE(天使と小悪魔)」のジャケットを手に取ってぶっ飛んだ。MIKIやんか(笑)。しかも、デイヴ・ギルモア絡んどるし・・・。
 
 「おまえ、そんないいもんじゃなかったろうが」っちゅう声も一部にあるにはあるが(笑)、「あばたもえくぼ」ですよ、恋は。
 
 そういう事情もあってケイト・ブッシュはよく聴いたね。「HOUNDS OF LOVE」まではついて行けとったけど「THE SENSUAL WORLD」で取り残されてしもうた。(各アルバムの紹介はまたの機会にじっくりやりたいと思います。)

 しばらくは、お互いの部屋を行ったり来たりしとった時期もあったけど、オレもバンドが忙しくなり、彼女もガールズバンドやりだしたりしてだんだん疎遠になってしもうた。今考えると、ここで大きな人生の過ちを犯してしまったような気もするが・・・。
 
 「帰らぬ愛」ねぇ。
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by Tettin-Arts | 2007-05-25 23:56 | 我が愛しの

PSYCHO / ALFRED HITCHCOCK

b0093969_21194680.jpg 言わずと知れた映画史上に燦然と輝く巨匠ヒッチコック監督の傑作ホラー映画(1960年公開)。 
 原作はロバート・ブロックの同名小説。実は「悪魔のいけにえ」や「羊たちの沈黙」と同じく、実在の犯罪者エド・ゲインをイメージして書かれた作品でもある。(そういえば、来月はその「悪魔のいけにえ」のDVDが届く予定。ウヒヒヒヒ!)

 マリオン(ジャネット・リー)は、愛人サム(ジョン・ギャヴィン)の為に会社の大金を横領して逃げる途中立ち寄ったモーテルで、オーナーのノーマン・ベイツ(アンソニー・パーキンス)と知り合い心を許して行くのだが、シャワーを浴びている最中に何者かにナイフで惨殺されてしまう。
 マリオンの妹・ライラ(ヴェラ・マイルズ)とサムは、探偵・ミルトンと共に姉の行方を追うのだが、その行き着いた先にはベイツ・モーテルが不気味に佇んでいた。
 
 
 前半はマリオンとサムの逢引きシーンから、会社の金を横領して車で逃げる途中、社長に出くわしたり、パトカーの警官に尾行されたりといったメロドラマ風心理サスペンス感覚が素晴らしいし、有名なシャワーシーンでマリオンが惨殺されてからは一転して推理小説感覚になってくるのだが、その前のノーマン・ベイツという稀代の多重人格者の登場により、一時も目が離せない極上のサイコ・スリラーが展開する。・・・なんちゅう話も今更ですな^^;)。
 
 「サイコ」は子供の頃に白黒テレビで観て、その後のオレのホラー映画人生を決定付けた思い出深い作品でもある。カメラワークの斬新さも凄いけどシャープなモノクロ映像が心理的な切迫感をより盛り上げていて、その効果が作品に不変のエネルギーを与えとる。 (「サイコ」に限らず、モノクロの映像っちゅうのは不思議な力を持っとるような気がするね。)

 後の「タクシー・ドライバー」(1976年)でも有名なバーナード・ハーマンが音楽を担当。
「サイコ」での神経をナイフで削ぎ落としていくようなストリングスの反復旋律は、後のホラー映画音楽に多大な影響を与えとるし、ソウル・バスによるタイトル・ロールも秀逸。
 もちろん、ヒッチコック監督自身もチラッと登場する。

 これも有名な話やけど、ヒッチコックの強い希望でこの「サイコ」の上映開始後は、一人も客を入れてはいけないという徹底した興行管制が敷かれたことも人々の好奇心を煽り、入場待ちの列が途切れんかったっちゅうから凄い。それほど当時としては特異なストーリー展開だったんやろな。
というか、これは映画を100%楽しむために、客自らが最低課すべきルールっちゅう気もしますナ。
 
 ホラー映画のクラシックでもあるこの作品だが、今でも観る度に唸らされる凄い映画。
 大好きな映画です。

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 その後「2」、「3」とアンソニー・パーキンスがノーマンを演じる(特に「3」では監督も担当)続編が制作されとるけど、このサイコには及ばぬものの、どちらもなかなか面白い出来になってます。
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by Tettin-Arts | 2007-05-23 21:43 | 夕日町怪奇シネマ館

虹の彼方へ・・・RAINBOW。

 先日、NHK・BSでやっとったレインボウのライヴ。この辺の映像については詳しくないし、途中から観たもんでアレなんやけど、「バビロンの城門」発売間近のライヴみたいやね。
もしかして有名な"ライヴ・イン・ミュンヘン1977"っちゅうヤツやろうか?
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by Tettin-Arts | 2007-05-18 23:41 | Rock & Blues

RESTLESS NIGHTS / KARLA BONOFF

b0093969_1632616.jpg 黄金週間にこなした仕事の代休を取り、さりとて何する予定もなく(笑)海沿いのサンセットロードをドライヴ。チェンジャーにカーラ・ボノフの「RESTLESS NIGHTS」をセット。

 リンダ・ロンシュタットが名作「Hasten Down The Wind」(1976年)で彼女の作品を3曲も取り上げたことにより一躍注目を浴びる事になったカーラ・ボノフが、1979年にリリースしたセカンド・アルバム。1曲目の「Trouble Again」(邦題が「涙に染めて」)はオレのお気に入りのナンバー。
ガーッ、ガーちゅうイントロのギターがエライかっこ良い。
 
 憂いを秘めたカーラの歌声が男心をくすぐるっちゅうか、泣けるっちゅうか・・・。ヴォーカル、メロディ、サウンド、とにかく全てが心地良いんよね。親しみやすいアップテンポな曲とスローなバラードが絶妙のバランスで並んどるし、ジェイムズ・テイラー、デヴィッド・リンドレイ、JD・サウザーといった大御所も参加しとるだけあって、安心して音に身を任せる事が出来る。 
 ラストの「The Water Is Wide」ではザ・バンドのガース・ハドソンが味のあるアコーデオンを聴かせてくれるのも嬉しい。
 
 カーラのソングライターとしての非凡さが凝縮された秀作。(ウチが海に近いせいか、こうした良質のウエストコーストサウンドには特別の愛着を感じてしまう。)
 夏が近づくと恋しくなるアルバムやね

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by Tettin-Arts | 2007-05-14 16:40 | Rock & Blues

MONE¥! MONE¥! / ザ50回転ズ

b0093969_12284672.jpg 右手に1200円握りしめてオレは走った。ホークスタウンのHMVへ・・・。
 本日発売!
「MONEY!MONEY!」 
 

 ちゅうことでザ50回転ズ、3枚目のCDは4曲入りの初シングル。(何で4曲入ってシングルというのかレコード全盛時代に生を受けたオレにはよう分かりませんが・・・笑)
 
 

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by Tettin-Arts | 2007-05-09 20:04 | ザ50回転ズ

R&B FROM THE MARQUEE / ALEXIS KORNER'S BLUES INCORPORATED

b0093969_16491058.gif 紙ジャケ仕様なるものを初めて買った。
 
 ロックとロックンロールちゅうのは同じようで若干ニュアンスの違いがある気がするんやけど、ロックの誕生を予感させる歴史的名盤がブルース・インコーポレイテッドのこのアルバム。
 1962年にデッカ・スタジオで一発録りされた、スタジオライヴといってもいいような気迫溢れる演奏が目白押しや。アレクシス・コーナーと共にこのグループの看板でもあるヴォーカル&ハーモニカのシリル・デイヴィスの曲に加え、マディ・ウォーターズやシカゴ・ブルーズの巨匠ウィリー・ディクソンといったブルーズマンのナンバーが多く採り上げられとる。

 ヤードバーズのとこでも触れたけど、当時イギリスの流行に敏感な若い奴らが、ブルーズをはじめとする黒人音楽にどれほど魅せられとったかっちゅうのは、このアレクシス・コーナーの取り巻きの中に、ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、ビル・ワイマン、チャーリー・ワッツ、エリック・バードン、ジンジャー・ベイカー、ジャック・ブルース、エリック・クラプトンといった枚挙に暇がないほど後年の偉大なロッカー達が集まっとった事実からもよく分かる。

 長年入手が困難だったこのアルバムが、昨年紙ジャケット仕様で発売され、しかもボーナストラックが7曲も収録されとる。その中には、ウィリー・ディクソンの「I'm A Hoochie Coochie Man」のカヴァーのBBCセッションなんかも含まれとるっちゅうので、これは当然買いましたよ。

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 黒人音楽を白人が演奏するっちゅう画期的なコラボレイトがロックの誕生とするならば、この「R&B FROM THE MARQUEE」はまさにその瞬間を見事に捉えた歴史的なアルバムやね。
 
 それは、ストーンズもツェッペリンもクリームもこのブルース・インコーポレイテッドなしには存在しなかったちゅうくらいに・・・。

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by Tettin-Arts | 2007-05-08 19:52 | Rock & Blues

五月になれば彼女を 2007

b0093969_115196.jpg 今年も風薫る5月がやってきた。爽やかな風に吹かれながら、また彼女を思い出す。熱いダージリンの紅茶をいれ、DVDを取り出す。あの笑顔に逢うために・・・テヘッ^^;)。
 
 当時の映画雑誌には、普段のトレーシーを撮影した写真やポスターがたくさん掲載されたもんやが、どれもあの映画の中でのトレーシー以上の魅力は感じられんかった。
 
 きっとオレはあのメロディ・パーキンスっちゅう女の子に恋しとったんやろう。

 何処からか、林檎の匂いが運ばれて来た気がした・・・。

 Love Melody ×××.

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by Tettin-Arts | 2007-05-07 11:53 | 五月になれば彼女を

SCREAM BLOODY MURDER / JON HOFFMAN

b0093969_195548.jpg 黄金週間も数日が仕事で潰れ、何となく手持ち無沙汰な今日この頃。ブラリと立ち寄ったレンタルショップに並んでいたこの作品を借りて来た。あの「死霊の盆踊り」と並んで、最低のホラー映画と評される「Scream Bloody Murder」
誰が付けたか邦題が
「女子高生チェーンソー」
って、いい加減にしなさい。でも観たかったんよね、コレ(笑)。

 「テキサス・チェーンソー」にあやかって付けられたのは明白な邦題やけど、チェーンソーが登場するのはほんの一瞬。パッケージ写真のように、可憐な女子高生がチェーンソーを振り回して殺し合うっちゅうような映画でも全くありません^^;)。
 
 課外授業で男子校とのダンスパーティーに参加するために、車で学校を出発した女子高生たちと女教師だったが、途中で車が故障してしまう。通りかかった怪しい男が経営する寂れたスクラップ工場に連れて行かれ一夜を過ごすことになるのだが、そこで一人、二人と無残に殺されていく・・・。果たして犯人は?目的は? 
 
 
 このテの映画に期待するもの・・・それは観終わった瞬間「んな、アホな!」っちゅう脱力感をいかに激しく感じさせてくれるかだと思っとる。
 その点、この「女子高生チェーンソー」の「んな、アホな!」度は超怒級といっていいだろう。
一体誰がこんな結末を予想できるやろうか・・・?
誰も出来ません(笑)。
いや、凄い!

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この結末のアホらしさは絶対に体験しておいて損はない!
邦題通り、そこそこ可愛い女子高生たちのピチピチとしたお色気も楽しめる、愛すべきZ級ホラー?コメディ映画。
思いっきりズッコケてみたいあなたにお勧めの一作です。
全く恐くないのでホラーが苦手の人もOK!

しかしホンマ「んな、アホな!」
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by Tettin-Arts | 2007-05-04 19:06 | 夕日町怪奇シネマ館

「続・三丁目の夕日」の最新映像だぁ!

b0093969_2232143.jpg 今秋、11月3日(オレの誕生日やん^^;)に公開される「ALWAYS 続・三丁目の夕日」の最新映像公式サイト特報2で公開されとるね。これを観ると、茶川とヒロミのエピソードがメインになりそうな感じがするな。
皇太子ご成婚が盛り込まれとるっちゅう噂もあるし・・・^^;)。
早くも2007年・最高作の予感が^^;)

山崎監督、スタッフの皆様、期待してますよ!!
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by Tettin-Arts | 2007-05-02 22:11 | 夕日町名画座

FIVE LIVE YARDBIRDS / YARDBIRDS

b0093969_1746391.jpg 1964年のロンドン、マーキー・クラブでの演奏を収めたこのライブアルバム「FIVE LIVE YARDBIRDS 」は記念すべきヤードバーズのデビューアルバムとして翌年1965年に発売された。
 全曲チャック・ベリーをはじめアイズレー・ブラザーズ、ジョン・リー・フッカーといった黒人のブルーズ、R&Bナンバーで網羅されとるこのアルバムは、当時のイギリスの若い奴らがいかに黒人音楽の虜になっとったかが窺い知れるワクワクするような熱気に包まれとる。 
 
 リードギターはもちろんエリック' スローハンド 'クラプトン 。ヘイミッシュ・グライムスのMCで始まる1曲目の「TOO MUCH MONKEY BUSINESS」から若さ溢れる、溌剌としたプレイに思わずニヤリとしてしまう。キース・レルフのハープとの掛け合いもスリリングや。
 それより何より、バンドとしての一体感が聴く者を捕らえて離さん。残念ながらこの後クラプトンは方向性の違いから、ブルースブレイカーズに移籍してしまうんやけど、ドロドロのブルーズにのめり込んだクラプトンよりも、このアルバムで聴ける初々しいクラプトンのギターがオレは好きだ。

 ビートルズしかり、ストーンズしかり、本家アメリカでは全く評価が低かった黒人のブルーズの素晴らしさを敏感に嗅ぎわけ、自分たちのスタイルに取り入れようとしていたイギリスの若い連中がロックを生み出し、発展させて行った・・・。その歴史的な出発点の一つがこのアルバムやと思う。


KEITH RELF (Vocal / Harmonika)
PAUL 'SAM' SAMWELL-SMITH (Bass)
CHRIS DREJA (Rhythm Guitar)
JIM McCARTY (Drums)
ERIC 'SLOWHAND' CLAPTON (Lead Guitar)

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by Tettin-Arts | 2007-05-02 20:17 | Rock & Blues
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四辻に佇んで・・・。


by Tettin-Arts
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