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ジョン・リー・フッカー

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 「そのスジの親分さんですか?」

 「いえ、ジョン・リー・フッカーです。」


ごめんなさい。オレのようなハンパもんが、恐れ多くも巨匠ジョン・リー・フッカーを語るなんて・・・
でもこうなったら、ジョニー・ウィンターが観れなかったウサを晴らします(笑)

 エルモア・ジェイムスがスライドの大将ならば、こちらはブギの大将だ。
とにかく活動期間が長く、録音した曲、そして出したレコードの数もハンパない。
とはいえ、1948年の「ブギ・チレン」から50年前半くらいまでのソロで吹き込んだスローブギこそがこの人の真骨頂だろう。それ以降は、バンドスタイルを取り入れた、ややモダンなスタイルに変ってゆく。

 で、このスローブギが凄い。足踏み鳴らして、ギターを掻き鳴らす何ともヤサグレた雰囲気が唯一無比なのだ。
また、間違って「サリー・メイ」などを聴いてしまうと、まるで町角の怪しい呪術師に呪文でもかけられている気分になってくる。こうなると、もう中毒を通り越して憑依状態になること間違いなし
・・・というのは冗談として、それくらい強烈な個性を持ったブルースマンである。

 この初期の代表曲を集めた(ライフログにも出している)「The Great John Lee Hooker」は手軽に彼の世界にどっぷり浸かれる好盤だ。

 ジョン・リー・フッカーといえば、古くはアニマルズ、そして近年ではドクター・フィールグッドがカヴァーした名曲「BOOM BOOM」がある。この曲はジョン・リー・フッカーが60年代にバンドスタイルで録音したダンサブルな曲なので、彼の真髄とは言えないかもしれないが、当時の不良なロックバンドに多大な影響を与えたのは間違いない。
(たしか、日本ではザ・スパイダーズもカヴァーしてたはずだ・・・笑)

 そうこうしているうちになんと、この曲を初期の弾き語りスタイルで演奏しているジョン・リー・フッカーの貴重な映像を発見したのでご堪能あれ。

  すんげえ迫力! しかも、まるでガンベルトのようなストラップがイカス


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# by Tettin-Arts | 2011-05-11 22:58 | Rock & Blues

乞食の大将 ~ Thank You For RAMONES



 2006年に初紹介。それ以来、事あるごとにエントリーしてきたが、今回約2年ぶりになる。

 昨年はソニーミュージックに移籍し「ロックンロール・マジック」というミニアルバム&ショートムービーを発表。
なかなか追いきれていない昨今、奴らはしぶとく世間の荒波の中を生き抜いている。ほんとうに頭が下がる思いがする。
痛快なライヴビデオがアップされていた。(コスチューム、ドリーのジャズベからして初期のものだな)

やっぱ、痛快だ(笑)。震災以降、どうも気持ちが沈みがちだったので、久しぶりに頭の中をスッカラカンにしてくれた。

頼むからオレにガンバロウ、ガンバロウ、って言うなよ

 おい、おっさん 俺に金をわけてくれ
 たった500円でいい
 あんたが苦しい以上に
 俺はもっと苦しい

 おい、酔っ払い
 俺に酒をわけてくれ
 ほんの一口でいい 
 あんたが飲みたい以上に
 俺はもっと飲みたい

 やりたいことだけやってきた
 あんたにそれができるかよ
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# by Tettin-Arts | 2011-05-03 23:03 | ザ50回転ズ

五月になれば彼女を 2011

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 「小さな恋のメロディ」のメインタイトルで流れるビージーズの「イン・ザ・モーニング」。
ロンドンの朝の清々しい情景を、人生の朝に重ね合わせた美しい曲である。ところが、このタイトルの頭に “Early” という単語を付けて「アーリー・イン・ザ・モーニング」にしてしまうと、たちまち雰囲気はアメリカ南部の売春宿の朝・・もとい、ディープなブルースの世界に様変わりしてしまう・・・

というようなアホらしい話はまた別の機会にするとして・・・(するんかい ^^;)

「小さな恋のメロディ」が日本で公開されたのが1971年の6月
ということは、なんと来月で40周年ということになる。

 一口に40年と言っても、とてつもなく長い。ガキ大将のジャック・ワイルドはもうこの世にはいないし、オレもあと数年で会社を定年になる。(老後の年金はちゃんと貰えるのだろうか・・・?)1971年のオレは40年後のことなど考えもしなかった。

 まさか40年間もこの映画の事を思い続けているなんて・・・


 映画の中にこんなシーンがある。
初めてのデートで墓地に行った二人が、墓碑に刻まれた言葉に感銘を受けるシーンだ。

 「50年の幸福・・・50年って長いわね。」
 「休暇をのけて150学期だ。」
 「愛し続ける?・・・無理だわ。」
 「愛し続ける。もう1週間愛してるよ。」
 「(微笑)」

 長い年月を共に愛し合いながら生涯を終えた見も知らぬ夫婦に思いを馳せ、自分たちのこれからを想像してみる幼い二人が愛おしく、永遠に心に残る名シーンである。

 もし、目の前にトレイシー・ハイドが現れたらオレにも是非言わせて欲しい
「トレイシー、花も嵐も踏み越えてオレは君を40年間ひたすら愛し続けた。道を踏み外しそうにもなった時もあったけど、君の笑顔に支えられ何とか真っ当に生きて来た。あの頃はこんな大人になるつもりはなかったけど、なってしまったものは仕方がないじゃないか。トレイシー、これからもずっと君を愛し続けるぜ。この命が終わるまで・・・」と・・・(長いな)。

 そしたらトレイシーは何と答えるだろうか?

 「サインナラマエキンデイチマンエンヨ」
 
 などと・・間違っても言うはずがない。

 やはり遠い目で黙って微笑むのかな。

 こうして、まるであの日から時間が止まったような錯覚に酔いながら、今年もこの映画を観ているオレなのだ。

 Love Melody ×××.


 PS. tettin's LNKS にトレイシー・ハイドのファンサイトを追加しました。
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# by Tettin-Arts | 2011-05-01 15:55 | 五月になれば彼女を

エルモア・ジェイムス

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 図らずもDUST MY BROOM が出てきたところで、エルモア・ジェイムス などをそこはかとなく・・・。
 
 1918年のミシシッピ生まれで、ロバート・ジョンスン(1911年生まれ)とは交流もあり、言ってみれば師弟関係のようなものである。つーのは、エルモア・ジェイムスの代名詞ともなっている、DUST MY BROOM の原曲は、ロバート・ジョンソンの I BELIEVE I'LL DUST MY BROOM なのである。

 まぁそんな話は横に置いておいて、この人のスタイルにもなっているスライドギターの味というか、しつこさ(笑)が、ブルーム調と呼ばれるギターをオープンチューニングにして、ボトルを滑らせギャララ、ギャララ、ギャララ、ギャララと3連をぶちかますアレである。大体、どの曲を聴いても同じように聴こえるというのはブルース入門者がよく漏らす感想であるが、エルモア・ジエイムスなどは、その最たるものだろう。たとえば、DUST MY BROOM を聴いた後で、MAKE A LTTLE LOVE という微妙に猥褻な響きの唄、はたまた EARLY IN THE MORNING という女に逃げられた哀しい男の唄などを聴くと、間違ってプレイヤーをリピートモードにしていたのかと思わず歌詞カードを見てしまうといった具合なのだ。

 エルモア・ジェイムスは、マディ・ウォーターズ同様、いち早くバンドスタイルでブルースを演奏した先駆者でもある。
マディのような泥臭さはないが、都会的で破天荒なエネルギーはこの人のギターの真骨頂だろう。大音量で聴いた時の凄まじいカタルシスはとても言葉では言い表せない。

 で、エルモア・ジェイムスというブルースマンをオレに教えてくれたのは、もちろんブライアン・ジョーンズである。


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# by Tettin-Arts | 2011-04-29 17:01 | Rock & Blues

ジョニー・ウィンター初来日公演

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 もう来日はないだろうと思っていた

 死ぬ前に一度見ておきたかった。67歳になったジョニーは、ほとんどブラインド状態で椅子に座ったままの演奏だったらしいが、愛用のファイヤーバードは最後まで唸りっぱなしだったんだろうな。ナタでぶった切るような豪快なR&Rライヴアルバム「・・・AND」でオレは魂を持って行かれた。ロックンローラーの血とブルースマンの血が絶妙なバランスで混じりあった稀有なギタリストである。 (以前の記事はこちら)

そしてこれがセットリストだ。(4月14日・ZEPP TOKYO)
超満員だったらしいが、ホンマにこれ行けた人は果報者です。

 1. Intro
 2. Hideaway
 3. Sugar Coated Love
 4. She Likes To Boogie Real Low
 5. Good Morning Little School Girl
 6. Get My Mojo Workin'
 7. Johnny B Goode
 8. Blackjack
 9. All Tore Down
10. Lone Wolf
11. Don't Take Advantage Of Me
12. Bony Maronie
13. It's All Over Now

Encore
14. Dust My Broom
15. Highway 61 Revisited


アンコールでエルモア・ジェイムスの " Dust My Broom " を演奏している。きっと必殺のスライドが炸裂しまくってたんだろうな。ウォオオ!もう考えただけで背中がゾクゾクするゼ。

また来てくれるよな
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# by Tettin-Arts | 2011-04-28 21:19 | Rock & Blues

ニール・ヤング初来日コンサート

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 いつの頃からかライヴという言い方が普通になってしまったが、オレがロックに夢中になりはじめた中学生の頃は例外なくコンサートと呼んでいた。ライヴ・アルバムは実況録音盤・・・などと、どうでもいい前置きをして・・・

 オレが初めて行った外国のロックミュージシャンのコンサートといえば、ニール・ヤングの初来日コンサートである。
あのニール・ヤングが初めて日本の地を踏むのである。当時、これはかなり話題になったツアーで、「ZUMA」が発売されて間もなく、バックにはもちろんクレイジー・ホースを従えていた。開演前には、「今週のポピュラーベスト10」というラジオ番組で人気があったKBC九州朝日放送の松井伸一アナが舞台袖に出て来て、このコンサートがいかに意義深いものであるかを力説した。コンサートは2部構成になっていて、1部はニールのアコースティク・ソロ。そして2部からクレイジー・ホースが加わっての大盛り上がり大会となったのだった。
 
 こんなことを書き出したのは、先日、滅多にお付き合いの無い先輩と飲む機会があり、その話をしたところ、「実はオレもその会場におったんよね。」という話になって、またまた大盛り上がり大会となったからだ。
ちなみに、その時の話は、震災→原発→反核→反戦→ニール・ヤング(笑)という流れで進行していったのだった。

 で、飲みながら二人ともその日のセットリストを思い出そうと頑張ってみたが、当然記憶は断片的で、年齢的な脳の退化もあり、なかなか出てこない。結局「ハート・オブ・ゴールド」、「テル・ミー・ホワイ」、「サザン・マン」、それにニューアルバムの中から「ドント・クライ・ノー・ティアーズ」は間違いなく演奏したよな、ということだけを確認し合って飲み屋を後にした。

 それから数日後、ダメ元でネット検索をしていると、なんとその日のセットリストが見つかった。

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# by Tettin-Arts | 2011-04-23 17:53 | Rock & Blues

スーちゃん死す

 高校の同窓生が運営しているホームページに級友の現況などが報告されていて時々覗いてみる。
懐かしい名前の下に「死亡」の文字。この年齢になるともうすでに鬼籍に入った同級生も何人かいて哀しい気持ちになる。

歌にコントにバラエティに大活躍。当時テレビで見ない日はなかったキャンディーズのスーちゃん、田中好子さんが亡くなった。55歳、乳がんだったという。同じような気持ちになる。

キャンディーズ解散後は実力派女優として大きく開花。ゴジラ映画の中では評価が高い「ゴジラvsビオランテ」でも印象深い演技を見せてくれた。

ご冥福をお祈りいたします。


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# by Tettin-Arts | 2011-04-22 19:21 | A Day In The Life

屋根の上の猫



 自慢じゃないが、パンタの記事は数年前に書いた「マラッカ」以来だ(笑)

その時にも書いたが、オレが初めてパンタのロックを聴いたのが、彼がDJをしていたNHKのFM番組「若いこだま」。
もちろん、受信していたのは愛機・東芝のIC-70である。
NHKとパンタの取り合わせというのは意外な気もするが、当時日本のロックのオピニオンリーダーといった認識がNHKにはちゃんとあったのだ思う。

パンタが番組でかけるのは、ほとんど自分の曲だったような記憶しかない(笑)。
まぁそのころブリティッシュハードに心酔していたオレにとっては、正直あまりピンとくる音ではなかった。

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PANTAX'S WORLD」(1976年4月)。このアルバムも非常に愛着のある作品なのだが、音に統一感がなく、メンバーが豪華な割には当時はあまり印象にも残らなかった。(ちなみにソロデビュー前のチャーや故・塩次伸二、和田ジョージ、井上茂、ジョン山崎、ウィーピングハープ・妹尾、金子マリさんetc・・・つー、凄いメンバー)

このアルバムの一曲目を飾るハードなロックンロールナンバーが「屋根の上の猫」である。

この曲は衝撃的だった

何を唄っているのかはオレには全く分からない(笑) まさにパンタの独擅場(PANTAX'S WORLD)である。

しかし、その語感に溢れんばかりの反骨の響きが感じられた。
チャーが弾くギターのドライヴ感、チェイスも真っ青のブラス隊・・・全てが紛れもないロックンロールだった。


もし、あなたが今の薄っぺらな世相や音楽に辟易しているなら、PANTAを聴け。

ホンマに
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# by Tettin-Arts | 2011-04-21 00:08 | 日本のロック

これが 総天然色ウルトラQ だ!


この微妙に退色した感じが素晴らしいじゃないの!

カラーなんて言うな。これはまさに総天然色だ!

というわけで、総天然色期待度ベスト5をあげてみると・・・

1.2020年の挑戦

2.ガラモンの逆襲

3.虹の卵

4.カネゴンの繭

5.海底原人ラゴン


といったところだな(^^)

おっと、危うくワンクリック予約を押してしまうところでした・・・(^^;)
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# by Tettin-Arts | 2011-04-16 17:54 | Godzilla 別館

ザ・ライト [エクソシストの真実]

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 自粛ムードに押し流さた格好で公開延期になっていた ザ・ライト [エクソシストの真実] を本日鑑賞。
この程度の内容ならば延期する理由は全く無いはずだが、あの混乱の中では新作の映画を公開すること自体に及び腰になってしまったんだろうな。

(ネタバレあり)

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# by Tettin-Arts | 2011-04-16 17:04 | 夕日町怪奇シネマ館
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四辻に佇んで・・・。


by Tettin-Arts
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