空と鳥とロードスター
昨日も快晴だったので、「ヘブンズ・ドア」を観た帰りに、ロードスターの幌を降ろして郊外のカントリーロードを走らせていた。
その途中、田んぼの真ん中の交差点で信号が変わるのを待っていると、右膝にポトリと落ちるものがあった。
生暖かい感触に、ふと視線を落とすと、な、な、なんと鳥のウンチがっ!雀かヒバリのような小鳥のものであろう可愛らしいウンチである。「ああ、オープンなんだなぁ・・・」と、妙なところで感動する。
ふと、ヒッチコックの「鳥」を思い出した。
ヒロインのメアリーが運転する車もシルバーのコンバーチブルだった。「鳥」については、また別の機会にみっちり書くとして(笑)、
この車がオープンだったからこそ、自由に空を飛ぶ鳥が突然襲ってくる恐怖というものを、効果的に描く事ができたんだと思う。
これがハードトップのガチガチのアメ車だったら、スリラー映画の傑作には成り得なかったに違いない。