ビートルズ・イン・ジャパン / PLAYBOY 6月号
目玉は別冊仕立ての「ビートルズ日本未公開写真集」と本誌の「来日記者会見完全収録」。
写真集はさすが未公開だった理由がわかるような(笑)内容だが、それでもジョージの自宅プールでのブライアン・ジョーンズとのショットや、ジョージのかつてのカミさんで絶世の美女、パティ・ボイド(クラプトンの「いとしのレイラ」は彼女に捧げられた曲であるのは有名)がチラッと写っているショットなどは懐かしかったなぁ。ビンボケ気味なのが少し残念。
記者会見は、日本人記者とのカルチャー・ギャップともいうべきトンチンカンなやりとりが笑える。
1966年の6月の来日の日といえば、私はまだ7歳だったのだが、その日は恐ろしいビートルズなるものが来るというので、子供の安全を心配した一部の親が放課後、学校まで迎えに来ていたのを未だに忘れない。後で知ったのだけど、こういう珍事が日本のあちこちで繰り広げられたらしい。・・・・まさに怪獣並みの扱いを受けていたわけだ(笑)。
”Rock And Roll Music” から ”I’m Down” まで全11曲、30分余りのステージは、今でいうならばミニステージというべきだろうが、あの日の30分は時空を超えた「幻」のようなひと時だったのではないだろうか?
I'm Down