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LIVE / ROD STEWART & FACES

LIVE / ROD STEWART & FACES_b0093969_2205346.jpg ひとくちにロックンロールと言っても色々なスタイルのロックンロールがある。その中でも飛びきり&底抜けに楽しいロックンロールアルバムと言えば1973年リリースのこのアルバム
 
 スティーヴ・マリオットが抜けたスモール・フェイセズに、ロッド・スチュワートとロン・ウッドが加わったのがフェイセズ。本来ならオリジナルメンバーのベーシスト、へべれけおじさんロニー・レインのプレイが聴きたいところだが、このライヴは彼が脱退し、替わってフリーに在籍しとった日本人ベーシスト・山内テツが加入した直後の全米ツアーのもの。なかなかセンスの良いベースを弾いとる。ただこのアルバム、録音があんまりよろしくないのが欠点。(なんかカセット持ってきて録ったような・・・笑。)まぁそれを差し引いても名盤には変わり無いけどね。

 
 何が楽しいって、まずお揃いのキツツキ・ヘアの顔ぶれがいいね。
ヴォーカルのロッド・スチュワート、ギターのロン・ウッド、ピアノのイアン・マクレガン、ドラムのケニー・ジョーンズと来りゃあ、どう見たって "ロックンロール悪たれ小僧" といった趣。これに山内テツが加わるんだから、こりゃもうクリスマスと正月がいっぺんにやって来たようなもんや(笑)。

 今更なんですけどロン・ウッドのスライドはいいね。粘っこくてファンキーで。ロッドの声ともスゴク相性がいい。フェイセズサウンドを支える屋台骨やね。曲目も、カヴァーを中心にバランスよく並んどる。

1.It’s All Over Now 
2.Cut Across The Shorty 
3.Too Bad / Every Picture Tells A Story 
4.Ange 
5.Stay With Me
6.I Wish It Would Rain
7.I’d Rather Go Blind
8.Borstal Boy / Amazing Grace
9.Jealous Guy

ってぇところで、いやぁホントに楽しい。一度ロニー・レイン在籍時のライヴフィルムを観たことがあるけど、最高のエンターテインメントやったナァ、あれは。
 
このアルバムの最後でロッドが観客に向かって叫ぶセリフがまた楽しい・・・。

"Goodnight kids. Drive carefully home.
Thank you for your time and your money."

by Tettin-Arts | 2006-11-02 23:57 | Rock & Blues
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四辻に佇んで・・・。


by Tettin-Arts
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